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Jobs fill your pockets,but camping fill your soul.

  • 執筆者の写真: sendaigreenassocia
    sendaigreenassocia
  • 8月9日
  • 読了時間: 4分

更新日:8月13日

 タイトルの「Jobs fill your pockets,but camping fill your soul.」という言葉、本ホームページや水の森公園キャンプ場のノベルティグッズ(ステッカー)などにも使っている文言です。訳すと「仕事はあなたの財布を満たしてくれるが、キャンプはあなたの魂(心)を満たしてくれる」という意味です。

 もともとは「Jobs fill your pockets,but adventures fills your soul.(仕事はあなたの財布を満たしてくれるが、冒険はあなたの魂を満たしてくれる)」という言葉だったと思います。

「adventures」を「camping」に置き換えただけじゃないかとお叱りを受けるかもしれませんが、これは私の率直な気持ち。これといった趣味も無く、飽きっぽい私が唯一続けられているのがキャンプです。ということで、この言葉の意味を多くの皆様に感じていただきたいという思いもあり、ちょいちょいこのフレーズを使っている次第であります。


 私の拙いこのブログを通じて、キャンプの魅力であったり、楽しさ、愉しさ(同じ「たのしさ」でも若干ニュアンスが異なります。あえてここでは触れません)をお伝えしてきたつもりです。

※伝わっていればいいなぁ。


 今回は、あらためて(私が感じる)キャンプの魅力をお伝えできればと思います。


 よく、知人、友人、家族から、「そんなにキャンプばっかり行って、何が楽しいの?」と聞かれます。普段、そんな理由など考えもしないので、「焚火が楽しい」「不便・不足を楽しんでいる」「孤独になれる」とかテキトーなことを言ってお茶を濁してますが、あらためて「キャンプ」の楽しさを考えたとき、たぶんこれだ!と私なりの解を見つけました。

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即席の飯盒オーブンでピザ!みんな、ぜひやってみて!飯盒の塗装が全部剥げちゃうけど・・・
即席の飯盒オーブンでピザ!みんな、ぜひやってみて!飯盒の塗装が全部剥げちゃうけど・・・

 それは、キャンプには「楽しさが定義づけられていない」からではないでしょうか?

 前述したように、「焚火が楽しい」・・・であったり、野外で調理・食事をする非日常感、気を許せる仲間との共通の時間、等々、人それぞれの楽しみ方があります。

 さらに言えば、別に上達しなくてもどーでもいい(危機管理は別)、ルール、マナーを守り、他者に迷惑をかけない範囲で好きに過ごせばいいだけです。ストイックさを追及するのもよし、便利を野外に持ち込むのもよし、キャンプとはこうあるべき、といった面倒くさい押しつけもない。人それぞれのスタイルが許容されている素敵なアクティビティ、それがキャンプ。

 それでは、私が感じるキャンプの魅力をいくつか挙げさせていただきます。キャンプはいつもソロですが・・・


  • 一晩限りの秘密基地(テント)をつくる高揚感。そして、夜のとばりが落ち始めたときに灯すランタンの優しい明り

  • 食材の買い出しをしているときのワクワク感。普段の買い物でこんなに真剣になることはない

  • 夏の終わりの夕方にそこかしこで聴こえるヒグラシの鳴き声

  • 鳥のさえずり、生き物たちの息吹

  • 暑い夏に屋外で飲むビールの美味しさ

  • 夕方になり、キャンプ場全体に響く薪割りの音。見ず知らずの誰かと、同じ時間、空間、楽しさを共有している一体感

  • 誰にも文句を言われないテキトーな料理

    ※キャンプ補正のおかげか、どれも美味しく感じる。キャンプにおける料理は「家事」ではなく「イベント」です

  • キャンプ地を変えることで、旅行的な楽しさがある。しかも格安。ご当地食材も味わえる

  • ギアを使う満足感。使い込んだ道具への愛着はひとしお

  • 冬の朝のキーンとした寒さ。テント内のおこもりも楽しい

  • ちょっとした失敗(事故は除く)もまたキャンプのスパイス※このブログで散々ご紹介しています

冬キャンプの朝は最高です
冬キャンプの朝は最高です

 などなど、とりあえず幾つか挙げましたが、きりがないのでこの辺にしておきます。

 私は1年でだいたい20泊程度キャンプをしますが、一泊二日とした場合、年間40日くらいキャンプ場をうろついていることになります。これが多いのか普通なのかはわかりませんが(年間50泊する猛者もいます)、一回一回がスペシャルな体験であり、毎度、後ろ髪を引かれながらチェックアウトしています。


 たわ言のような文章を長々と書いてしまいましたが、キャンプの愉しさを皆様に知ってもらいたい、体験してもらいたいとの気持ちですのでお許しあれ。キャンプ好きの私がキャンプ場の運営に携われることに日々感謝です!


 これからキャンプを始めてみたいという皆様、キャンプブームのおかげもあり、仙台市内には新たに営業を始めたキャンプ場もたくさん増え、私たちの選択の幅は広がりました。これは、キャンプ好きにとっては本当にありがたいこと。前回のキャンプブーム終焉後(1990年代)のように、業界全体が先細りしないよう、キャンプの魅力を発信し続けることが必要。甘い考えかもしれませんが、競争ではなく共存共栄も大事だと個人的に思っています。

 その中でも当キャンプ場は立地や価格、サービス面でも多くの方々にとって満足いただけるキャンプ場の一つだと自負しています。皆様のご来場、心よりお待ちしています!


それでは皆様、安心・安全で楽しいキャンプを!!


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撤収当日、最後までチェアを片付けないのはキャンパーとしての往生際の悪さでもある。
撤収当日、最後までチェアを片付けないのはキャンパーとしての往生際の悪さでもある。



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