top of page
  • 執筆者の写真sendaigreenassocia

雨キャンプの愉しみ

更新日:8月27日

 設営・撤収の大変さなど、雨のキャンプを敬遠する方は多いかと思います。特に梅雨時期は蒸し暑さによる不快感も加わり、キャンプに限らずアウトドアレジャーを楽しむ人たちにとっては何とも厳しい季節でしょう。

 かく言う私も、頻度でいえばこの時期は一年のうちで最もキャンプ場から足が遠のく時期でもあり、冬の到来を指折り数えて待ち望んでいる自分がいます。しかしながら、月に最低でも2回はキャンプに行きたい私にとっては、雨や蒸し暑さなどで歩みを止めることはありません。もともと雨男ということもあり、梅雨時期に限らず、キャンプ時の降水確率は5割超えの高打率です(泣)

 そもそも、日本の年間降水日数は100日程度、雨キャンプの遭遇確率が高いのは致し方のないこと。ですので、今回は雨キャンプの楽しみ、メリットなどを皆様にご紹介させていただく次第であります。ソロキャンプに限られる話もありますのでご承知おきください。


① 何といっても雨キャンプの良いところは、キャンプ場が空いていること。特に事前に雨が予報されている場合、運が良ければ完ソロ(貸切状態のソロキャンプ)の時もあり、雨対策さえしっかりしていればのんびり過ごすことができます。


② もうひとつのメリットは、最初の話にも関連するのですが、キャンプの時間に没頭できることです。私の場合はソロキャンプなので、特に何をするとかはないのですが、たとえばファミリーキャンプの場合、限られた空間の中でのゆったりと流れる時間のなかで、普段できない話であったり子供たちと向き合う時間はとても貴重なのではないでしょうか?私も雨キャンプの時には、虫の声や鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと本を読んだり、普段よりも手の込んだキャンプ飯(普段があまりにも適当なので、一般の人から見ればごく普通の料理です)を作ったりなど、タープ下での時間を満喫しています。※テント内は蒸し暑くて長くは入ってられない。


③ 最後に、雨キャンプを経験するとキャンプスキルが向上します(向上したような気がする)。なぜなら、雨が降っている場合、手早い設営・撤収が求められるだけではなく、ギアの運搬などに手間をかけたくないため、おのずと道具が厳選されてくるのです。オートキャンプでしたら横づけした車から荷物を出し入れするだけでよいのですが、駐車場からサイトまで距離がある場合(水の森)、できれば一回で荷物を運び終えたいと思うのが人情。少ない道具でいかにキャンプを楽しむか、に視点が変わります。


 まぁ、こんな感じでしょうか。いずれにしても、キャンプが日常生活の中で習慣化している方々にとっては、雨には雨なりの楽しみ方があるということをお伝えできたかと思います。

 ただし、警報級の雨が予想され、しかもキャンプをしている場所が川辺であったり、湖畔であるときは自治体やキャンプ場からの要請に従ってくださいますようお願いします。


 それよりも、キャンパーにとっての最大の難敵は雨ではなく、。このことについては次回で! それでは安心・安全で楽しいキャンプを!!


この写真は私自身のキャンプシーンではありません。私の愛車は走行距離27万キロ超えの高齢車です(笑)

閲覧数:149回0件のコメント

Comments


bottom of page