キャンプの楽しみといえば非日常的な空間での食事、いわゆる「キャンプ飯」。蛇口をひねればお湯が出る、冷たいものはレンジでチン、といった当たり前の便利さから離れた環境のなか、手持ちの道具やキャンプスキルを駆使しながらお腹を満たさねばなりません。しかし、これがキャンプの醍醐味であり、楽しみの一つでもあります。キャンプ系YouTuberの動画やインスタグラムなどを見渡せば、レストランで供される料理かと見紛うばかりの豪華な料理や豪快な焚火料理などに出会えます。とはいえ、私の場合は可能な限り時短、冷えた身体を温めてくれる料理、尚且つ後片付けも手間いらずなズボラな料理で乗り切っています。※お弁当を買って食べることもあります・・・
今回は私が冬キャンプをする際のキャンプ飯をいくつかご紹介。
冬といえば鍋、ということで肌寒くなる時期のキャンプでは必ずと言っていいほどお世話になっています。鍋のメリットは体が温まることだけではなく、まず失敗しない料理であることです。しかも、お湯で溶くだけの鍋の素はバリエーション豊富(特に冬)。好みの材料を投入するだけであっという間に完成!私の場合はキャンプに行く際、冷蔵庫の中で埋もれている根菜類や半端なお肉、賞味期限が近づいてきた食材などを積極的に持っていくようにしています。鍋の素で推奨している具材は無視です。翌日、余った汁にうどんを入れて温めなおせば立派な朝食になることもポイントが高いです。

鍋に次いで出番が多いのは蒸し物です。クッカーにひと工夫必要ですが、もう一品あればな・・・というときには大変助かります。いまでは、クッカー(メスティン)にぴったりサイズの蒸網もオプションで販売しているメーカーもあり、キャンプでの蒸し料理のハードルは高くはありません。
蒸し料理も鍋料理と同様、失敗の少ない料理です。好みの肉まんやシュウマイなどを蒸網にのせ、蓋をしてからしばし放置。多少蒸しすぎても大丈夫。熱々の料理があなたの身体を温めてくれます。また、料理の付け合わせの温野菜なども蒸網があれば楽ちんです。ブロッコリーやニンジン、カブなどの温野菜をメインの料理に添えるだけでキャンプ時の暴飲暴食からくる罪悪感から若干解放されます。

中華つながりでもう一品!
※焼き餃子は日本で独自に進化したものだと言われています(諸説あります)


これは冷凍食品の餃子。
蓋、水、油がなくても調理可能と謳っている商品。日々の食卓でお世話になっている方もいるのでは?テキトーに作ってもちゃんとした羽根つき餃子を作ることができますよ!
ちなみにですが、今回の写真はすべてテント内におこもりして作ったものです。写真に石油ストーブが映り込んでいますが、一酸化炭素チェッカーを使用したうえで換気にも十分に気を配っております。
それでは、安心・安全で楽しいキャンプを!!
Bình luận