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ルールとマナー

  • 執筆者の写真: sendaigreenassocia
    sendaigreenassocia
  • 5月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:4 日前

 水の森公園キャンプ場は市中心部からもほど近く、近隣には食材の調達にも便利な商業施設があるなど、ビギナーからキャンプ通まで幅広くご利用いただけるキャンプ場です。平日はそれ程ではありませんが、土日祝日はすべてのサイトが予約で埋まることもあり、せっかくお電話いただいたのにお断りしなければならないことに申し訳なさを感じています。


 さて、今回の記事はキャンプにおけるルールとマナーについてです。キャンプ場には明文化されたルールがあり、禁止事項もこれにあたります。(必ずしも条例等で定められたものではないことをご理解ください)キャンプブームも一段落といったところですが、ピーク時にはルールを守らないごく一部の方々の行動により止む無くルールを厳格化したキャンプ場もあったと聞きます。


 例えば、直火の禁止、ペットの放し飼いなど施設や利用者に被害、損害を与える行為。水の森公園キャンプ場では花火全般も禁止としています。これらの行為を見かけた場合はお声がけさせていただいていますが、利用者の皆様のご理解、ご協力もあり、明らかなルール違反は多くはありません。ゆえに、利用者間でのトラブルの元となるのはルール違反ではなく、どちらかと言えばマナーに反する行為が原因となっています。

多くのキャンプ場では直火は禁止されています
多くのキャンプ場では直火は禁止されています

 それでは、キャンプにおけるマナーについて幾つか挙げさせていただきます。


① 当キャンプ場以外でも時折問題となっていますが、他の利用者が使用しているサイトを横切る行為は多くの方にとって不快に感じることのようです。過去にあった事例として、トイレや炊事棟まで少しだけショートカットするつもりで他者のサイトを横断したことでのトラブルのほか、サイト回りのテントやタープを固定するためのガイロープ(張り綱)に勢いよく走ってきた(ほかのサイトの)子どもが接触して転倒するなどの事故なども目にしています。これについては、ルール化、禁止事項にしているキャンプ場もございます。


② 当キャンプ場では午後9時以降は静粛時間とさせていただいていますが、定量化された基準ではないため、その時間帯の過ごし方にはバラつきがあります。仲間内での楽しいひと時ということもあり、普段よりも声が大きくなってしまい、それを不快に感じる方もいるかと思います。


③ 強風下での焚火の際、風上の焚火から火の粉が風下に散っていくことでテントやタープに損傷を与えることもあり、そういった気象状況では、焚火の炎は大きくしない、風防を使用するなど、隣接するキャンパーへの配慮などもマナーの一つです。※今シーズンからは警報が発令された場合の焚火は禁止としています。個人的には風速5mを超えた場合の焚火はやめたほうが良いと考えています。


 当キャンプ場の事例ではありませんが、利用者間における「気配り」「思いやり」といった善意の行動が、マナー低下により「ルール」や「禁止事項」に転化するケースもございます。当キャンプ場では、自然の中で過ごす(遊ぶ)自由な雰囲気を阻害しないよう、禁止事項は極力控えめにしたいと考えています。水の森でキャンプをスタートしたキャンパーの皆様がグッドマナーキャンパーになっていただけたら幸いです。


説教臭く感じたらスミマセン!!

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