またまたキャンプ道具沼
- sendaigreenassocia
- 4月28日
- 読了時間: 5分
更新日:5月8日
キャンプブームと言われて久しい昨今ですが(ブームは終わったという説もあり)、これまでもキャンプブームは度々訪れており、時代々々によってキャンプスタイルも変貌してきました。以前のキャンプブーム(1980年代バブル期)ではRV車の普及等により、道具の積載環境が大幅に向上したことで、ギアの大型化、ラグジュアリー化が進んだように思います。※このころには全国各地でオートキャンプ場が次々に登場します。
ギアに限って言えば、今回のブームにおいては機能性の向上はもちろんのこと、ギアそのものの個性がより際立ってきたような印象を持っています。
以前のブームの際にはあまり見られなかったことですが、ガレージブランドや異業種からの参入企業が台頭したほか、安価でも質の高い製品を続々と生産する海外メーカーが増えたことも理由の一つだと思われます。
ガレージブランド・・・事業は小規模ながらも個性的かつ利用者目線に基づいた機能的な製品を供給するメーカー

また、ECサイト(ネットショッピング)の普及も相まって、ギアを調達するハードルはこれまでよりも低くなり、容易にギア調達できるようになった一方、選ぶ側(買い手)の審美眼も求められる時代となりました。私のような道具好きの人間にとっては、なんとも悩ましい時代になったもので、自室や車内にはキャンプ道具が所狭しと溢れかえる事態になっております。
しかしながら、これらすべてのギアたちをキャンプに連れて行くのは物理的にも不可能。おのずと使うものとそうでないものが分かれてくることに・・・
今回はそんな私のギア事情をご紹介いたします。
一軍選手
①スタメン・・・・キャンプの際には必ず持っていき、実際に使用するギアたち。チェアやテーブル、マットや焚火台などがこれにあたります。大体が車に積みっぱなしになっていますが、テントや焚火台、テーブルは複数持っているため、その時の気分、キャンプ地によっては控えに回ることも・・・


②控え(ベンチ入りだけど補欠)・・・持ってはいくものの、出番があるかどうかは状況次第。キャンプ飯のメニューなどによりスタメンとなることも多々あり。使用しなくても、車に積んでいると何となく安心するギアがこれにあたります。


二軍選手
キャンプには帯同せず、自宅(自室)に鎮座しているギアたち。購入した時の高揚感は薄れ、時折眺めたりいじくったりするのみ。心の中では、「いつか日の目を見る時が来るかも・・・」という淡い期待は持っています。
また、ダッチオーブンやスモーカー(燻製器)など、「重い」「嵩張る」などの理由により車載はしないものの、キャンプ飯のメニューやイベント開催時などには一軍に昇格することもあります。



助っ人選手(季節労働)
キャンプ用の石油ストーブや薪ストーブなどの暖房器具。私の場合、冬にキャンプをすることが多いため、必要不可欠なギアたち。シーズンオフ(夏~秋)の置き場所には毎年頭を悩ませています。

三軍選手
自室(キャンプ部屋)の奥深くにしまわれ、もはやその存在すらも忘れられているギアたち。大掃除の際にひょっこりと姿を現し、「なんで買ってしまったんだろう・・・」と自責の念に苛まれることもしばしば。この子たちには何の責任もありません。※あえて写真は載せません
ロマン枠
実用性は定かではなく、別なものでも代用可能。でも何故か魅力的。金額の多寡とは関係なく、所有してみたいと思えるギア。思わず衝動買いしてしまうのもこのカテゴリーです。周りの理解を得られなくても、「別にいいじゃん」と思わせてくれる素敵なギアたち。

メーカーの説明を転記します。ご興味のある方はどうぞ!
マタギは山に入るとき、乾燥させた「オコゼ」を紙に包んで常に持ち歩いていました。天候が荒れると、袖から少し出して山の神に見せるのです。山の神は「女神」で「醜い顔」をしていると言われており、見た目がよくない「オコゼ」を見せると、世の中に自分よりもまだ醜いものがあることを知って機嫌がよくなり、天候が回復すると信じられていました。オコゼの干物には御守の意味合いがあるのです。 オコゼ鉄玉はマタギたちが御守として持ち歩いたオニオコゼの干物をイメージしています。見た目がブサイクなオコゼですが山での安全、祈りの要素が込められています。 安全祈願、天候回復の御守になるように実物を観察し、リアル半分、干物感半分に仕上げました。
といった感じで、なんとなく「キャンプあるある」ではないでしょうか?とはいえ、私は決してギアたちを捨てたりはしません。道具の整理をするときなどには、フリマサイトなどで安価に出品したりすることもあります。私が使いこなすことができなかっただけで、新たな持ち主様のもとで一軍選手になることを心から願って送り出しております・・・こうならないためにも、購入する際はよくよく考えましょう。

Commentaires