年間を通じてキャンプを楽しむ私ですが、水の森公園キャンプ場を利用するのは年に数回(キャンプ教室の時など)くらいしかありません。その理由はただ一つ、スタッフが一生懸命働いている中、のんびりとキャンプを楽しむ(美味しい料理とお酒を楽しむ)ことに若干の心苦しさを感じるからです。スタッフはそんなことは気にしないでしょうが、人の目を気にするA型なのでね・・・
そんな感じでプライベートでの水の森公園キャンプ場の利用からは遠ざかっていましたが、久し振りに行ってみることに。当キャンプ場の魅力であったり、他のキャンプ場との違いなどをあらためて知る機会になればと思ったところです。
今回は日中の利用はしないで宿泊のみの利用。受付時に利用料金500円を支払い、チェックイン。平日のため他のキャンパーさんは少なめ。しかし、翌日の土曜日のテントサイトは日中利用、宿泊利用ともに満席。さすが人気のキャンプ場です(自画自賛)
ここであらためて感じたことは、利用料金の安さ!私が頻繁に利用させていただいている民間のキャンプ場だと一泊の料金は3000円弱 ※民間だとわりと一般的な価格設定です。市営のキャンプ場であれば大体が水の森と同程度の金額で利用できますね。ということは、その分を食材などに回すことができるということ。これは民間のキャンプ場にはない大きなアドバンテージだと思います。
今回私が利用したサイトは4番サイト。テントサイトの一番奥なので一定のプライバシー感もあり、ソロキャンパーにはちょうど良いサイトだと思います。明日の9時半にはチェックアウト(完全撤収)しなければなりませんので荷物は普段よりも少なめ。いろいろな道具を使ってみたい気持ちを抑えつつ、最小限度のギアで過ごすことにしました(それでもカート2往復、多い!)


4番サイト 土手の上は丸田沢堤。今回の幕はOneTigrisのコニファー
サイト脇には満開のシナマンサク。春は確実にそこまで来ています。
すぐそばの階段を上がると丸田沢堤があり、冬の間はハクチョウなどの渡り鳥たちを見ることができます。明日の朝は堤で羽を休めているハクチョウを観察できることでしょう。

今回はチェックインが5時。それからテント設営などバタバタしていたため、キャンプ飯は超テキトー。相も変わらず映えない料理である。
ちなみに平日のキャンプ場はどんな感じかというと、炊事棟から丸田沢堤側の①②③④⑤のサイトのうち利用者は私のほか2組だけ。芝生広場側のサイトも数組のキャンパーさんがいるのみで、キャンプ場全体を見ても利用者は少なめです。ソロキャンプあり、グループキャンプありと各々がキャンプを楽しんでいるようです。
私のお向かいのサイトのキャンパーさんは、ちいさなお子様を連れたファミリーキャンプ。子どもたちの楽しそうな声を聞くと、「自分にも同じような時期があったな」と懐かしい気持ちになりました。いまでは子どもたちもすっかりと大きくなり、もっぱらソロキャンプオンリーの私ですが、そういう時期もあったのです。そう考えると私のキャンプ歴も16年ほど。ベテランの域と言ってもいいのですが、スキルは向上せずに道具ばかりが増えています。
今回は久しぶりの水の森キャンプでしたが、3月とはいえ朝晩は相当冷え込みました。宿泊したのは3月7日でしたが、最低気温は朝方に記録したマイナス3度。この時期に当キャンプ場を利用する際には防寒対策等しっかりと講じてください。真冬並みの装備で臨んだほうがいいかもです。

翌朝は9時半までにチェックアウト。10時には次の利用者がチェックインしますので時間は厳守です。今回は宿泊のみの利用となりましたが、本音を言えば翌日の日中利用をプラスして、もっとのんびりしたかった。そうしたとしても利用総額はたったの1000円。この金額で丸1日以上楽しめるレジャーはキャンプ(水の森)をおいて他はないでしょう。みんなもぜひやってみて!
帰り際に丸田沢堤をのぞいてみると、あれだけたくさんのハクチョウたちは全く見ることができませんでした。おそらく、はるか遠いシベリアに渡っていったのでしょう※これを「北帰行」といいます。

今年も多くのキャンパーさんのご利用、スタッフ一同楽しみにしております。
それでは皆様、安心安全で楽しいキャンプを!

朝は「ほ」ットサンドで簡単朝食。今回もいいキャンプだった・・・
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